東京オリンピック事前合宿のため、上越市に到着したドイツ体操チームが練習を報道陣に公開しました。

感染対策のため市民との交流は制限されますが、練習を出迎える市民の姿が見られました。

１０日、地元の太鼓団体の演奏で出迎えられた東京オリンピックのドイツ体操チーム。

９日に上越市に到着し、この日、練習初日を迎えました。

【ドイツ体操チーム　ウォルフガング・ヴィラム代表】
「上越に到着できて、本当にうれしい」

感染対策のため市民に練習は公開されず、わずか数分の交流となりましたが…

【上越市民】
「本当に残念だとは思うけど、笑顔で分かち合えたというのが一番良いのでＯＫ」

【ドイツ体操チーム　アンドレアス・トーバ選手】
「初めての経験かもしれない。こんなに歓迎されて本当に感動したし、刺激になった」

母国の期待を背にオリンピック本番に向け調整を始めた選手たち。

一方、東京では１２日から緊急事態宣言が出され、大会も無観客での開催が決まるなど異例のオリンピックに。

練習会場を取材していたドイツのメディア関係者に現地の反応を尋ねると…

【ドイツ国営放送のリポーター】
「延期したけど、オリンピックが行われることになって、みんなうれしい気持ちになっている。誰も日本に来られないからこそ、テレビの放送が大事。テレビや動画を見れるのをみんな楽しみにしている」

オリンピック本番まであと１１日。ドイツ体操チームは１８日まで上越市で事前合宿を行います。

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