千葉県一宮町の倉庫からサーフボード11枚を盗んだとして、県警茂原署は20日、建造物侵入と窃盗の疑いで、同県茂原市新小轡(しんこぐつわ)の会社員、岡崎貞人容疑者(47)を逮捕した。岡崎容疑者は調べに対し、「3月中に数回に分けて盗んだ」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3月5日~4月14日ごろ、同県市川市のサーフボード販売業の女性(50)が管理する一宮町の倉庫に侵入し、サーフボード11枚(販売価格計135万円相当)を盗んだとしている。
同署によると、女性はサーフボードを一宮町の倉庫に移す直前まで岡崎容疑者が管理する茂原市内の倉庫に預けており、2人は顔見知りだった。
盗まれたサーフボードの一部はネットオークションに出品されており、オークションの差出人などから岡崎容疑者を特定したという。岡崎容疑者は「20枚くらい盗み、生活費に充てた」と話しているといい、同署は余罪があるとみて捜査している。
一宮町は来年の東京五輪でサーフィン競技の会場となっている。