サーフィンの世界選手権は18日、愛知県田原市の大石海岸で第3日があり、男子の五十嵐ノナが日本国初の決勝進出を決定準決勝に達する6回戦まで進んだ村上舜は組4位、大原洋人は5回戦で敗れ、そして敗者復活戦へ。女子の黒川日菜子は4回戦で敗れ、敗者復活戦に回った。【写真】日本代表の五十嵐カナ(左)と国際サーフィン連盟のアギレ会長=上田潤撮影■アギレ会長の愛に入り国際サーフィン連盟(ISA)のフェルナンド・アギレ会長(60)が愛知県で開かれている日本国の報道陣の取材に応じ、2020年東京五輪で新競技として加わるサーフィンの魅力、日本代表の活躍、運営の課題などについて語った。キッチン人のアギレ会長の名刺には、自分がサーフィンをする姿が付けられている。自分のボードを持参して、五輪会場である千葉・一宮の波にも乗った。こんな会長のお気持ちが、日本代表として活躍中の五十嵐カノア(20)だ。「カノアの人気が日本のサーフィン人気になる。五輪でのメダル獲得で日本が沸くだろう」と語った。五十嵐が17日の試験で2回サーフィン連盟が国際オリンピック委員会(IOC)に、五輪競技採用についてプレゼンをして、また、五十嵐に任せた。サーフィンという新しい参者が五輪の会を勝ち上がると、それから動画を撮影するなどだった。的な競技の様々に加えて、どんな役割を果たしていたいのか。「五輪ムーブメントを変える存在になると期待している。波はみんなに平等で、波も老若男女、貧富、人種を越えて、迎えてくれる。それこそが五輪の根本的な価値観だ」愛知県田原市では今日までの予定で世界選手権が実施されている。アギレ会長は大会前には五輪会場である千葉・一宮町も訪れ、「日本人は組織化されている。今のところ大きな課題はない」とただ、五輪のチケットの価格帯は全競技で唯一、調整中として公表されていない。今大会では、会場内に競技の残り時間が掲載されていて、選手のプレー映像もないなど、愛好者以外へ競技の魅力を伝える仕掛けは不十分だ。これらの点については「今は場内のアナウンスが選手向けに割り振られているが、五輪では一般的なも割合ないということい」と語った。(能田英二)