パリ五輪で輝いたアスリートと同じように2024年、世界を舞台に活躍したサーファーが静岡・下田にいます。いま、大注目の選手に中学生に密着取材しました。伊豆半島の南部にある、伊豆白浜。
<馬場心選手>
「ちょっと(波の)サイズが小さめで、でもコンパクトに割れているので割と形はいい波かなって感じ」
静岡県下田市に住むサーファー、中学3年生の馬場心さんです。心さんは9月に行われた全日本サーフィン選手権でガールズ部門に参加し、14歳ながら優勝。モルディブで行われたアジアサーフィン選手権では、初めて日本代表として参加し、18歳以下女子の部で2位に入るなど、いま、サーフィン界で大注目の選手です。
<馬場選手>
「今年は日本代表とかもなれたので、今までとはぜんぜん違う年になったので、振り返ってみるといい経験になった年だなって思っている」馬場選手がサーフィンを始めたのは7歳のとき。
<馬場選手>
「もともと海が好きで、お父さんがサーフィンをやっていたので興味を持った」
清水町出身の馬場選手は、週末に下田の海を訪れて練習を重ねていました。中学1年生のとき、五輪強化指定選手に選ばれたことをきっかけに、下田市に移住しました。世界で活躍する馬場選手ですが、普段は中学校に通う14歳の女の子。勉強も一生懸命取り組んでいます。廊下には、今年の目標が飾られています。
<馬場選手>
「(サーフィンで)世界に行きたくて、それで英語を勉強している」
Q. 英語得意?
「しゃべれない(笑)勉強中」
いつも明るく前向きな心さんは、クラスのムードメーカーです。
<同級生>
「やさしく話しかけてくれて、元気な子です」
「心の大親友で~す!明るくて、(かわいくて)かわいくて、(勉強できて)勉強…できなくて、私がいつも数学教えてあげてます!」
<馬場選手>
「教えてもらってま~す」
馬場選手の周りには、いつも笑顔があふれています。授業が終わったら、すぐに海へ。
<馬場選手>
「きょうは、この小さくてパワーのない波でも迫力を出せるような、スプレーっていう、技をしたときの水しぶきを大きく出すことを意識しようかなって思っている」毎日違う海のうねり。波の状態をしっかりと見極めます。この日の波は穏やか。ターンのときの水しぶきで迫力を出せるよう、繰り返し波に乗ります。馬場選手を支えるのは、母・由喜恵さん。
<母・由喜恵さん>
「自分がサーフィンをやらないので、毎日付き添って動画を撮って振り返りをして、すごく移住してきてから2人の関係が深くなったというか、いい経験をさせてもらっている」日が落ちて暗くなるまでおよそ1時間、何度も、何度も挑戦します。
<馬場選手>
Q. 波はどうだった?
「思ったより流れが入っていて、難しかった。でも、サーフィンの調子は良かった」海からあがったら、動画をチェック。母と娘、二人三脚で、2025年の世界大会を目指して波に乗り続けます。
<馬場選手>
「最終のゴールは五輪でメダルを取ること。それに向けて、これからもサーフィンを楽しんで、強くなっていきたい」
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海に入るときに一礼。
みんなを捲き込むような笑顔と人柄。
lea lea
がんばれCOCOROちゃん!
CTに入れそうならのめりこんでいいでしょう。 無理そうなら勉強した方がいいかもしれません。
伊豆のレジェンドシェーパーの小川修一さんの削る板に乗っているようですね。