アメリカの伝説的サーファー、レイアード・ハミルトンの半生を追ったドキュメンタリー。ビッグウェーブ・サーフィンというスポーツを根底から覆し、30年以上続くサーフィン界の玉座に君臨してきたレイアード。そのチャレンジ精神は52歳になった現在も変わらず、新たなフロンティアに情熱を注ぎ続けている。映画では初公開となるアーカイブ映像をはじめ、南カリフォルニア、バミューダ、ハワイのカウアイ島で撮られた現在の映像などを織り交ぜながら、レイアードの驚くべき半生を描き出す。さらにレイアード本人へのインタビューや家族・友人、彼をよく知る協力者や批判者たちとの会話を通し、その内面にも踏み込んでいく。監督は、「サイゴン陥落緊迫の脱出」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた経験を持つロリー・ケネディ。