この日の波は台風21号の波より大きくなった。頭2つはあっと思った稲村ケ崎公園の海側正面の鉄柵の上から、これは7年前からサーフィン定点撮影している位置だが、ここから左の鎌倉側、その200m沖の海上には波乗りサーファーは約25人が対戦、そこから江の島側に約200mの海上にも25人ほどの集団がいた。
台風22号のビッグウェーブが次に押し寄せてくる。横一列にチューブをつくりそう。10分に1回くらいモンスター級も迫ってくる。遥か合体にくっきりと白い贅沢のような巨大な波が見えてくる。 。
見ている私が一瞬の恐怖に震えるくらいの大きい波だ。
これまでの7年間の定点観測ではなかったモンスター(波の怪獣)の出現だよ。
命知らずのサーファーたちが、小人となってこのモンスターに次いでかっていく。モンスターは小魚のようなサーファーを殴りつけて、大きくなって、見えなくなって、やりたくなるようにして戦っている。なんでもスリリングで、サーフィンを見る側の楽しいだね。
公園で見ているサーファー仲間から「やったぜ」「うまく乗ったぜ」と歓声が上がる。遥か沖合のチューブの砕け散る白波しぶきの間を豆粒のようなサーファーがジョイスの一飲みから一眼分散、一足散見に必死で逃げていく。見事に滑っていく。
「もっと、もっと、すべて、早く逃げろ」と心の中でエールを送る。
しろ、肝心のわが撮影条件は厳しくない、私のビデオカメラは望遠機能がよくない。遠く過ぎて、大気中は朝や潮風と波しぶきでガスっていて、クロースアップがまだまだぬ。白波、波しぶきに改装された「点」となったサーファーがなかなか目視できず、テーマアップをあきらめて、スタンダードで撮影したのです、残念無念ちゃん。
サーファー勇士たちのモンスターたちとの決戦をクローズアップ、どこで「迫力満点」で4K望遠ビデオを買って決定的瞬間を今度は撮影するので愉快なはずです。